「どうして私ばかり…。」
そんな言葉を職員から直接聞いたことはなくても、職場には”不公平感”が静かに広がっていることがあります。
行事の担当。
保護者対応。
残業。
新人指導。
シフト。
誰かが特別扱いされているわけではなくても、「自分だけ負担が大きい」と感じることがあります。
そして、この不公平感は、放っておくと職員同士の信頼関係や職場の雰囲気に影響を与えてしまいます。
今回は、園長先生や主任の立場から考えたい「不公平感」についてお伝えします。
この記事でわかること
・不公平感が生まれる理由
・職場に与える影響
・園長・主任ができる関わり
こんなお悩みはありませんか?
・職員の不満が見えにくい
・「あの先生だけ」という声を耳にする
・職員同士の関係がぎくしゃくしている
・公平に接しているつもりなのに伝わらない
・安心して働ける職場をつくりたい
不公平感は「事実」ではなく「感じ方」
不公平感は、本当に不公平だから生まれるとは限りません。
「理由が分からない。」
「説明がなかった。」
「自分だけ大変に感じる。」
こうした気持ちが重なることで、不公平感は大きくなっていきます。
つまり、問題は”公平だったか”だけではなく、”納得できたか”ということです。
不公平感が職場に与える影響
不公平感が積み重なると、
「言っても変わらない。」
「もう頑張らなくていいかな。」
「相談しても意味がない。」
そんな気持ちが生まれやすくなります。
すると、職員同士の助け合いが減り、会話が少なくなり、職場全体の雰囲気にも影響します。
心理的安全性が低下し、離職につながることもあります。
園長・主任ができる3つのこと
1. 理由を伝える
同じ結果でも、理由が分かるだけで受け止め方は大きく変わります。
2. 小さな声を見逃さない
不公平感は、退職面談ではなく、日々の雑談や表情に表れることが少なくありません。
「最近どう?」
その一言が、安心して話せるきっかけになることもあります。
3. 全員を同じように扱うことだけが公平ではない
経験や役割、家庭の状況が違えば、必要な配慮も変わります。
大切なのは、「違い」をなくすことではなく、その違いを職員が納得できるよう丁寧に伝えることです。
納得感が信頼をつくる
職場づくりで大切なのは、全員を同じように扱うことではありません。
「なぜ、この判断になったのか。」
その背景を共有し、お互いが納得できる関係を育てることです。
納得感は、信頼につながります。
そして、その信頼が、安心して働ける園をつくっていきます。
まとめ
不公平感は、どの園でも起こり得るものです。
だからこそ、大切なのは、不公平感が生まれない園を目指すことではなく、不公平感が生まれたときに対話できる園をつくることです。
COCORONEでは、心理的安全性や職場づくりをテーマにした園内研修を通して、園ごとの課題に合わせた対話の場づくりをお手伝いしています。
園の状況に合わせて、一緒に考えながら研修をご提案しています。
どうぞお気軽にご相談ください。

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