頑張っている保育士ほど辞めてしまう理由|園長・主任が知っておきたい職場づくり

「えっ、あの先生が辞めるの?」

園長先生や主任の先生なら、一度は経験されたことがあるかもしれません。

遅刻もしない。

子どもにも丁寧。

保護者からの信頼も厚い。

周りから見ると何の問題もないように見える先生が、ある日、退職を申し出る。

実は、このようなケースは決して珍しくありません。

今回は、「頑張っている人ほど辞めてしまう理由」と、園としてできる関わりについて考えてみましょう。

目次

この記事でわかること

・頑張っている保育士が離職を考える背景

・園長・主任が気づきたいサイン

・安心して働き続けられる職場づくりのヒント

こんなお悩みはありませんか?

・突然の退職に戸惑ったことがある

・真面目な職員ほど無理をしてしまう

・「大丈夫です」と言われると安心してしまう

・離職を未然に防ぎたい

・職員が長く働ける園をつくりたい

「頑張れる人」は「我慢できる人」でもあります

責任感のある先生ほど、

「迷惑をかけたくない。」

「自分が頑張れば大丈夫。」

そんな思いから、不安や疲れを一人で抱え込んでしまうことがあります。

周囲からは、「頼りになる先生」と見えていても、心の中では限界に近づいていることがあります。

「大丈夫です」は、本当に大丈夫でしょうか

「大丈夫です。」

この一言だけで安心してしまうことはありませんか。

もちろん、本当に問題ない場合もあります。

しかし、相手との関係性によっては、「心配をかけたくない」という気持ちから、そう答えていることもあります。

だからこそ、言葉だけではなく、表情や働き方、いつもとの違いにも目を向けることが大切です。

園長・主任ができる3つの関わり

1. 頑張っている人ほど声をかける

困っている人だけでなく、「いつもありがとう」と伝える時間を意識してつくりましょう。

2. 頼ることも大切だと伝える

「困ったら相談してね」だけでなく、「相談してくれてありがとう」と伝える文化を育てることが大切です。

3. 一人で抱え込まない職場をつくる

忙しい時ほど、お互いに声をかけ合える雰囲気が、職員の安心感につながります。

離職を防ぐ第一歩は「気づくこと」

離職防止は、退職を引き止めることではありません。

小さな変化に気づき、日頃から対話を重ねること。

その積み重ねが、「この園で働き続けたい」という気持ちを育てていきます。

まとめ

頑張っている先生ほど、自分のことを後回しにしてしまうことがあります。

だからこそ、園長先生や主任の「最近どう?」という何気ない一言が、大きな支えになることがあります。

安心して相談できる職場は、一日でできるものではありません。

日々の対話を積み重ねながら、一緒に育てていくものです。

COCORONEでは、離職防止や職場づくり、管理職向けの園内研修を通して、安心して働き続けられる園づくりをサポートしています。

園ごとに、課題も目指す姿も異なります。

COCORONEでは、一方的に答えをお伝えするのではなく、園長先生や主任の先生のお話を伺いながら、それぞれの園に合った園内研修をご提案しています。

「こんなテーマで研修ができるだろうか」
「まずは話を聞いてみたい」
「自園に合う内容を相談したい」

そのような段階でも、どうぞお気軽にご相談ください。

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この記事を書いた人

産業保健師・公認心理師として、働く人の健康支援に10年以上携わってきました。

保育園での勤務経験も踏まえ、現場の状況に寄り添いながら、
保育園向けの研修や職場づくりのサポートを行っています。

心理的安全性やコミュニケーションの視点から、
先生も職員も安心して働き続けられる環境づくりをお手伝いしています。

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