「大丈夫です」が増えた先生ほど気にかけてほしい理由

「大丈夫です。」

忙しい保育現場では、よく耳にする言葉です。

仕事をお願いしたとき。

「最近どう?」と声をかけたとき。

「何か困っていることはない?」と聞いたとき。

多くの先生が、「大丈夫です」と答えます。

でも、その言葉は、本当に「大丈夫」という意味なのでしょうか。

今回は、園長先生や主任の先生に知っていただきたい、「大丈夫です」の背景について考えてみます。

目次

この記事でわかること

・「大丈夫です」と答える先生の心理

・見逃したくない小さなサイン

・安心して相談できる園づくりのヒント

こんなお悩みはありませんか?

・職員が「大丈夫です」としか言わない

・本音が分からない

・相談される前に気づきたい

・リーダーにも職員を支える視点を育てたい

・一人で抱え込まない園をつくりたい

「大丈夫です」は、会話を終わらせる言葉になることがあります

「迷惑をかけたくない。」

「忙しいのに時間を取らせたくない。」

「自分で何とかしよう。」

そんな思いから、「大丈夫です」と答える先生は少なくありません。

本当に困っていないとは限らないのです。

だからこそ、「大丈夫です」という言葉だけで安心しないことが大切です。

大切なのは、その言葉の前後を見ること

表情はどうでしょうか。

最近、笑顔は減っていませんか。

休憩中の様子は変わっていませんか。

以前より口数が少なくなっていませんか。

一つひとつは小さな変化でも、重なることで「少し気になるサイン」になることがあります。

「大丈夫?」ではなく、「最近どう?」

「大丈夫?」と聞かれると、多くの人は反射的に「大丈夫です」と答えます。

そんなときは、

「最近どう?」

「忙しそうだけど、少し話せそう?」

「何か私にできることはある?」

といった声かけの方が、自然に会話が続くことがあります。

目的は答えを聞き出すことではありません。

「気にかけているよ」というメッセージを届けることです。

園長先生だけが気づく園にしない

日頃の変化に気づけるのは、園長先生だけではありません。

主任やリーダー、同じクラスの先生だからこそ気づけることがあります。

「少し気になる」と感じたら、一人で抱え込まず、主任や園長と共有する。

そんな小さな連携が、先生を支える力になります。

支える人が増えるほど、一人で抱え込む先生は減っていきます。

まとめ

「大丈夫です。」

その一言の奥には、さまざまな思いが隠れていることがあります。

だからこそ、言葉だけではなく、その先生の様子にも目を向けることが大切です。

安心して「実は少し困っています」と話せる園。

それは、特別な制度ではなく、日々の小さな声かけから育まれます。

COCORONEでは、園長先生や主任だけが支えるのではなく、リーダーも一緒に支え合える園づくりをテーマに、園内研修をご提案しています。

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園ごとに、課題も目指す姿も異なります。

COCORONEでは、一方的に答えをお伝えするのではなく、園長先生や主任の先生のお話を伺いながら、それぞれの園に合った園内研修をご提案しています。

「職員が安心して相談できる園をつくりたい」

「リーダーにも職員を支える視点を育てたい」

「支え合える園づくりを進めたい」

そのような段階でも、どうぞお気軽にご相談ください。

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この記事を書いた人

産業保健師・公認心理師として、働く人の健康支援に10年以上携わってきました。

保育園での勤務経験も踏まえ、現場の状況に寄り添いながら、
保育園向けの研修や職場づくりのサポートを行っています。

心理的安全性やコミュニケーションの視点から、
先生も職員も安心して働き続けられる環境づくりをお手伝いしています。

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