主任との関係がうまくいかないとき ― 信頼を築くための小さな工夫

この記事でわかること
主任との関係に悩む園長先生への共感と、信頼を築くための工夫や研修の効果


目次

園長先生と主任の距離感のむずかしさ

「主任には頼りたいのに、遠慮してしまう」
「もっと成長してほしいのに、どう伝えたらいいかわからない」

園長先生からよく聞くのが、主任との関係にまつわる悩みです。

ある園長先生は、主任と長く一緒に働いてきたからこそ「今さら言いにくいこと」が増えてしまったと話してくれました。
「近すぎて何も言えない、でも園の方針を任せられない」――そんな板挟み状態に苦しんでいたのです。


主任に任せたいのに、任せきれない現実

主任は園長先生の右腕であり、園の運営を支える重要な存在です。
けれども、主任が育っていないと園長先生の負担は減らず、かえって「すべて自分で抱える」ことになってしまいます。

実際に、ある園ではこんなことがありました。
主任に保護者対応を任せても、「結局園長先生に聞かないと不安です」と職員に言われてしまう。
その結果、主任の自信は育たず、園長先生の孤独感だけが増してしまったのです。


関係をよくするためにできる小さな工夫

1. 感謝を言葉にする

主任がやってくれて当たり前、と思ってしまうと信頼関係は薄れます。
「助かったよ」「ありがとう」と伝えるだけで、主任のやる気は大きく変わります。

2. 話す時間をあえてつくる

日常の忙しさの中で、主任とゆっくり話す機会は意外と少ないものです。
週に1回、10分でも「どう感じている?」と話を聴くだけで、信頼は深まります。

3. 成長の場を用意する

主任もまた「育てられる立場」です。
園長先生が一人で背負わず、「ここは一緒に学んでいこう」と研修に参加してもらうと、主任は自信を持って動き始めます。


研修で主任の力を引き出す

主任との関係を改善するために有効なのが「外部研修」です。

研修で得られるメリット

  • 主任の自信が育つ:専門家からの学びを通じて、主任が自分の役割を実感できる
  • 園長先生の負担が減る:主任が主体的に動けるようになると、園長先生の「一人で抱える感覚」が和らぐ
  • 職員全体がまとまる:主任が安心してリーダーシップを発揮できると、職員同士の信頼関係も自然に深まる
  • 心理的安全性が高まる:園全体が「安心して意見を言える空気」に変わり、園長先生にも余裕が生まれる

ある園では、主任が研修を受けたことで「自分がやってみます」と発言する回数が増え、園長先生は「初めて本当に右腕ができた気がする」と安堵の表情を浮かべていました。


園長先生も主任も安心できる関係へ

主任との関係は、園長先生にとって大きな悩みのひとつです。
けれども、「一人でどうにかしなければ」と思わなくても大丈夫。

小さな感謝の言葉や、研修という外部の力を取り入れることで、主任との関係は少しずつ変わっていきます。

園長先生と主任が互いに安心できる関係になれば、園全体がよりあたたかい場になります。

👉 詳しくは 研修サービスページ をご覧ください。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

産業保健師・公認心理師として、働く人の健康支援に10年以上携わってきました。

保育園での勤務経験も踏まえ、現場の状況に寄り添いながら、
保育園向けの研修や職場づくりのサポートを行っています。

心理的安全性やコミュニケーションの視点から、
先生も職員も安心して働き続けられる環境づくりをお手伝いしています。

コメント

コメントする

目次